11月2日(金)から4日(日)にかけての活動には31名の学生が参加しました。
今回は「子ども企画」で、長岡市の児童養護施設の子どもたち7人を古民家に招いて一緒に活動をしました。
3日の午前中は古民家の掃除をしたり午後からの企画の準備の手伝いをしたりと、それぞれ子どもたちを迎える準備をしていました。
企画の準備をしている様子。
午後に子どもたちと合流しました。この日はあいにくの雨で外での企画はできませんでしたが、サツマイモを使ったおやつ作りをしたり、夜にはキャンドル作りをしたりしました。自由時間も多く、子どもたちと話したり一緒に遊んだりすることで学生も子どもも段々と緊張がほぐれていきました。
4日は晴れたので朝から外で元気いっぱいに遊びました。昔の遊び体験ということで、とちお同住会の方々に竹の水鉄砲の作り方を教えてもらい、子どもたちと一緒に作って遊びました。
子どもたちが同住会の方に作り方を教わっている様子。
子どもたちと水鉄砲を作っている様子。
外でたっぷりと遊んだあとは、とうとうお別れの時間になってしまいました。子どもたちに感想を聞くと、「楽しかった」という声がたくさんあってとても嬉しかったです。
また、今回でこのこども隊を卒業する小学校6年生の子の卒業式も行いました。この子も含め、参加した子どもたち全員にとって一生の思い出となってくれることを私たちは願っています。(法政大学2年 林 千夏)
【プロジェクトリーダーより】
今回は児童養護施設の子どもたちに一生の思い出を作ることをテーマとしています。その中でも今回の隊のコンセプトは「向き合い」。子ども・栃尾・自分自身と向き合ってもらいたいという気持ちから、このコンセプトにしました。
子ども企画の活動はたった2日間しか行われず、子どもたちに一生の思い出とすることは不可能かもしれません。しかしたった数日でもいいので、子どもたちの笑顔に、話題に、そして思い出に繋がってくれればうれしいです。その楽しかった思い出こそが今後、私たちの後輩が作り出すこども企画に参加したいという意欲に繋がること、そしていつかこども企画全体を通し、こども達の一生の思い出になることを心から祈っています。
今回の活動で4年生の会員、また小学校6年生の子どもは「子ども企画」を卒業となります。しかし私たちの後輩が今後もこの素晴らしい活動を引き継いでくれることを、そして子どもたちの幸せを心から祈っています。
最後にこのような素晴らしい隊のリーダーをさせていただき、本当にありがとうございました。この隊に関わる全ての皆様に感謝を申し上げます。(同志社女子大学4年 鈴木 里子)